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【開催レポート】専用の双眼鏡や図鑑でバードウォッチング体験

2017年11月22日(水)
◎プログラム:専用の双眼鏡や図鑑でバードウォッチング体験
◎案内人:豊田市自然観察の森 所長 川島賢治さん

プログラム開催地となったのは、市街地から少し離れたところにある「自然観察の森」。
施設の裏には紅や黄色に染まった森が広がっています。

プログラムの案内人はバードウオッチング歴40年の川島さん。

まずは施設内で野鳥についてのご説明をお聞きします。
好物や活動の特徴を知ることによって、鳥を捉えやすくなり観察がさらに楽しくなりますね。

中でも意外と分からなかったのがスズメの特徴。
いつも身近にいるのに、じっくりと見た事がないからでしょうか。

みなさん間違いは見つけられましたか?

正解は、くちばし、足、尾っぽ、模様。
スズメっぽいのにこんなにも違っていたなんて驚きです。

前知識もついたところでいよいよバードウオッチングの開始です。
森に入ると様々な鳥のさえずりが聞こえます。

  

鳴き声が聞こえる方へ双眼鏡を合わせてみますよ。
飛んでいる鳥を捉えるはなかなか至難の技です。

川辺には羽を休めているマガモの群れが。
こちらは泳いでいるので観察しやすいですね。

川島さんがご用意してくださった高性能な双眼鏡でマガモを見てみると、
本当に羽の綺麗なオスや可愛い子供達の様子が見られました。
(写真で撮れなかったのがとても残念です!)

天敵に狙われ危険にも関わらず、生き残っている綺麗な羽のオスを
メスは選ぶそうですよ。

この日、空を波打つように飛ぶのが特徴的な
ヒヨドリの姿もよく観察できました。

 

この木は鳥のねぐらにちょうどぴったりです。

施設に戻り、本日の復習です。

 

羽の色、体の大きさを実際に見ると、その形に綺麗さに驚きます。

「この鳴き声はなんの鳥ですか?」という質問も出るなど
豊田に住む鳥に関して、より知ることのできる二時間となりました。