2016年10月15日(土)
◎プログラム:しもやまの炭焼き名人直伝!超時短炭焼き体験教室 一斗缶を使って竹炭をつくろう!
◎案内人:額田炭焼きの会 会長 高木田洋
竹炭には、たくさんの用途があります。
細かな穴が開いていて、水などの浄化作用がある。
冷蔵庫などに入れると、匂い消しにもなる。
燃やすときに出た竹酢液を薄めてトイレにスプレーすると、脱臭剤になる。
細かく砕いて花壇などに撒くと、肥料にもなる・・・など、たくさん!
今回は、豊田市下山地区と岡崎市額田町にある同一名地区で活動している
しもやま里山協議会主催・『ぬかた炭焼きの会』による竹炭づくりが開催されました。
この日は秋晴れのいい天気で、絶好の炭焼き日和!
木々に囲まれた森の中、みなさんとてもリラックスしてはじまりました。
まずは本日の講師の高木田さんはじめ、炭焼きメンバー7名の紹介。
そして、これから始める炭焼きのレクチャー。
みんな、これだけでできちゃうの!?と興味深々。
レクチャーの後は、いよいよ作業開始です!
用意していただいた竹を、ペール缶にぎっしりと詰めていきます。
隙間がないように詰めて、空気をなるべく入れないことがポイントだそう。
ペール缶に詰めたら、蓋をして煙突を取り付け、レンガの上に乗せます。
このとき、レンガはハの字に積むのがポイント☆
火のまわりが良くなります。
いよいよ、着火開始!
もくもくと、煙突から煙が出てきます。
目が痛い~!
缶の中が82℃になると自然炭化していくので、火が消えないように約1時間見守ります。
火が燃えている間は風を送りません。
徐々に、白い煙が黄色に変わり、透明になっていきます。
煙が透明に変わったところで火から降ろし、ペール缶ごと今度は土の中へ。
空気を遮断して、炭の火を消すためです。
中身が炭へと変わった缶は、水分が抜けてとても軽い!
地中に入れた炭の火が消えるのを待つ間に、昼食です。
しもやまの女性たちによる、手づくりの猪汁がふるまわれました。
猪の焼肉に、自家製の漬物まで。
とっても美味しくて、何杯もおかわりしちゃいました。
昼食の間には、炭の効用についてのあれこれも聞くことができました。
のんびりしたあとは、冷めた炭を取り出します。
できたてほやほやの炭は、青黒く輝いて、とてもきれい!
自分で作った炭をたくさん持ち帰ることもできて、大満足のプログラムでした!
ライター
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とよたまちさとミライ塾スタッフ 事務担当
旭地区出身、とよた市在住。
たまにお寺でイベントやったり。
まいにちが子育て日和。
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