2017年10月14日(土)
◎プログラム:足助の町並み なぞときめぐり
◎案内人:足助町並みサポーター
歴史的な建造物が数多く残る足助の町並み。
情緒あふれるこの町並みをもっと楽しんで、もっと深く知ってもらいたい!
そんな思いで活動されている「足助町並みサポーター」の皆さんによる
「足助の町並み なぞときめぐり」のプログラムが開催されました。
集合場所は、現在修復作業中の「旧鈴木家住宅」。
普段は立ち入ることのできないその中に入って、今回のミッションの説明を聞きます。
まずは案内人の方々の自己紹介。
豊田市役所の足立さん、そして町並みサポーターの皆さんです。
皆さんの足助への思いや、街並みの成り立ちについてなどのお話を聞かせていただきました。
参加者の皆さんにはなぞときめぐりのマップが配られます。
そこには足助の町並みに点在する様々なポイントと、その場所にまつわる「謎」が書かれています。
その謎を解きながらポイントをめぐっていく、というのが今回のミッションです。
決められたルールは二つだけ。
◎集合時間までにゴールの「小出家住宅」も到着すること。
◎謎を解いたポイントでは、証拠として写真を撮ってくること。
写真撮影には、グループごとに配布されるポラロイドカメラを使います。
スタートの前に、まずは今いる「旧鈴木家住宅」についての解説を聞きます。
かつてここがどういう場所だったのか。どのように修復され、その過程で何がわかったのか。
木材がむき出しになった内部を見上げながら、皆さん真剣な表情でお話を聞かれていました。
その後はいよいよなぞときめぐりがスタート!制限時間はおよそ40分です。
マップをもとに、どこに行こうか相談しながら街を散策します。
◎馬頭観音様の頭と腕はいくつある?
◎玉田屋の二階の手すりには何て書いてある?など
「謎」はどれも、その場所に実際に行ってみないと答えのわからないものばかり。
中にはそこに行くだけではなく、そこで働く人に聞いてみないとわからないものもあります。
全ての謎を解いて回るには、街並みの端から端まで隈なく歩き回らなければなりません。
しかしこのプログラムは、決して謎を解いた数を競うものではありません。
制限時間内により多く謎解きを目指すもよし。
気になるポイントを巡って、のんびり観光するもよし。
途中で休憩してもお買い物してももちろんよし。
皆さんそれぞれの楽しみ方で町並みをめぐっていました。
店員さんにお話を聞いたり
お茶とお菓子で一服したり
食べ歩きもしながら
ポラロイドカメラの撮影も新鮮で楽しいですよね。
心配されていた小雨も途中で上がり、皆さん制限時間ぎりぎりまで足助の街並みを楽しんでいました。
ゴールの「小出家住宅」では、案内人の皆さんがのぼり旗を持って待っています。
この「小出家住宅」も、普段は立ち入ることのできない特別な場所。
そこで、撮影した写真を台紙に貼って写真帳を作ります。
ポラロイドカメラで撮った写真は、少しレトロな色合いが足助の建物とマッチしていてとても良い雰囲気。
マスキングテープやスタンプで装飾しながら作っていきます。
「これはどこで撮ったものだっけ?」と今日の思い出を振り返りながらペタペタ。
写真を見ながら、街並みサポーターの方々による足助の豆知識も聞くことができ、
皆さん楽しそうにお話をしながら作業をされていました。
「地元の方との会話を楽しみながら、ゆっくり足助を見て回ることができて楽しかったです。」
「ひたすらなぞときをして駆け足でまわりました。足助には何度か来たことがあるけど、
知らないポイントもたくさんあって家族で楽しむことができました。」
帰り道でもマップを広げながら散策を続ける参加者の方もいらっしゃいました。
クイズ形式で楽しみながら足助の見どころを回ることができるこの「なぞときめぐり」のプログラム。
足助に何度も足を運びたくなる、そんなきっかけになったのではないでしょうか。
ライター
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とよたまちさとミライ塾事務局スタッフ
恐竜と石が好きです。
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