2017年10月21日(土)
◎プログラム:卸売市場まるごと探検隊!
◎案内人:豊田市公設地方卸売市場管理事務所 勝野一城さん、小椋洋治さん
豊田市高崎町にある豊田市公設地方卸売市場は、
普段は登録した事業者でないと利用できない、言わばお店のための特別なお店です。
年に5回一般開放は行なっていますが、なかなか隅々まで見られる機会はありません。
今回はミライ塾のために特別に、親子連れなど30人が、卸売市場をしっかり見学させていただきました。
まず探検隊が遭遇したのが、毎朝午前7時から行われる青果のせりです。
近隣農家が出荷した農産物がせりにかけられます。
多くの農産物と威勢の良い掛け声に圧倒されました。
続いて水産卸売場で発見したのが、大きなマグロです。
なんと!およ100キロもあるマグロ、それも貴重な大間の本マグロです。
地方卸売市場でも、一流のサカナが入荷されるんです。
続いて、豊田市公設地方卸売市場が誇る活魚水槽へ。
ここは海の無い豊田市にある、小さな海。
毎週愛媛県の宇和海から海水ごと鯛やカンパチが運ばれて来ます。
ひと通り卸売場を見学したあとは、市場の概要説明を聞いてお待ちかねの朝ごはん。
今回は卸売市場で仕入れをしている大林町の新寿司さんに作っていただいた
大間の本マグロ入りの海鮮丼です。
市場の水産卸会社・豊田魚市場が用意したシジミ汁の振る舞いもあり、思わずVサインです。
次に探検隊が向かったのは、もう一度青果の卸売場。
先ほど見学したせりを今度は自分で体験します。
まず、せり独特の指使いと数字の呼び方をお勉強。
続いて模擬せりです。
模擬とはいえ自分で値段を決め、せり落とせたらおトクに購入ができますので、
探検隊員が一気に色めき立ちました。
元気よく手を挙げ大きな声でせりに臨みました。
この後は、水産冷凍庫の見学です。
冷凍庫はマイナス15度からなんとマイナス50度まで、3種類があります。
保存する水産物によって使い分けています。
冷凍庫内は、濡らしたタオルがカチコチに凍ります。
また、メガネも曇ってビックリです。
最後は青果卸会社からのお土産をいただいて探検隊は解散しました。
現在野菜が高騰していますが、この時はこんなにたくさんいただいて帰ることができました。
探検隊の皆さん、お疲れ様でした。
ライター
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