竹町にあるリサイクルガラス工房cocoro。
こちらの工房では、廃ビンを溶かしたガラスを原料に
再利用100%の作品を製作しています。
そんなcocoroさんで行われた
「リサイクルガラスの風鈴に模様をつけてmy風鈴を作ろう!」の様子をレポートします。
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今回のプログラムでは、あらかじめ岩月さんが成形しておいた風鈴の土台に
サンドブラストという加工法を用いて模様をつけていきます。
まずは土台選びから。
形や厚みの微妙な違いで、音に変化が出るんです。
優しく叩いて音を比べながら、一番しっくりくる形を選びます。
続いてメインの模様作りに入ります。
ガラスに細かい砂を吹き付ける機械を使用して、磨りガラスのような質感にするのが
サンドブラストという加工法。
あらかじめガラスにシールを貼り付けてから砂を吹き付けることで
質感の違いが出て、模様を表現することができるんです。
用意されたたくさんの型抜きシールを組み合わせて模様を作ります。
自分でテープをカットしたり、ボンドをつまようじにつけて細かい模様を描きこんだりと、
アレンジ次第で様々な模様を作ることができます。
それぞれのこだわりが形にできるよう、みんな真剣に製作を進めていました。
模様が完成したら、いよいよサンドブラスターに挑戦です。
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手袋のついた機械の中に手を入れ、足元のペダルで砂の噴射の勢いを調節します。
「このくらいかな?」「うまくできてるのかなー?」
この時点では不安な様子のみなさんでしたが、、、
砂をあてたガラスを、水で洗ってシールをはがすと、、
「きれいに模様が出てきたー!!」
感動の瞬間です。
パーツを取り付けて、風鈴の形に仕上げていきましょう。
風鈴のおもりは、ウッディーラー豊田協力のもと制作したされた
豊田産の木材を使用しています。
さらにその先につける和紙も、松平で作られた竹和紙を使用。
まさに、豊田産の風鈴です!
それらのパーツを糸でつなぎ合わせます。
おもりの当たる位置によってちょっとずつ音が違ってくるので
慎重に糸の長さを決めていきます。
細かな作業なので、最後の一踏ん張りで集中、集中、、、
パーツをうまくつなげたら、完成です!
世界に一つだけのオリジナル風鈴です。
工房の外に出て記念撮影。
風のある日だったので、一斉に風鈴が鳴り響き
My風鈴の音色にみなさん満足そうな表情でした。
夏にぴったりのものづくり体験。
暑い日が続いた今年の夏ですが、自分だけの風鈴の音色で
気持ちだけでも涼しく過ごせたら素敵ですね。
ライター
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とよたまちさとミライ塾事務局スタッフ
恐竜と石が好きです。
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