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【開催レポート】リサイクルガラスの風鈴に模様をつけてmy風鈴を作ろう!

竹町にあるリサイクルガラス工房cocoro
こちらの工房では、廃ビンを溶かしたガラスを原料に
再利用100%の作品を製作しています。

そんなcocoroさんで行われた
「リサイクルガラスの風鈴に模様をつけてmy風鈴を作ろう!」の様子をレポートします。

案内人の岩月さん。
この日は4組の親子が参加しました。

今回のプログラムでは、あらかじめ岩月さんが成形しておいた風鈴の土台に
サンドブラストという加工法を用いて模様をつけていきます。

まずは土台選びから。
形や厚みの微妙な違いで、音に変化が出るんです。


優しく叩いて音を比べながら、一番しっくりくる形を選びます。

 

続いてメインの模様作りに入ります。
ガラスに細かい砂を吹き付ける機械を使用して、磨りガラスのような質感にするのが
サンドブラストという加工法。

あらかじめガラスにシールを貼り付けてから砂を吹き付けることで
質感の違いが出て、模様を表現することができるんです。


用意されたたくさんの型抜きシールを組み合わせて模様を作ります。
自分でテープをカットしたり、ボンドをつまようじにつけて細かい模様を描きこんだりと、
アレンジ次第で様々な模様を作ることができます。



それぞれのこだわりが形にできるよう、みんな真剣に製作を進めていました。

 

模様が完成したら、いよいよサンドブラスターに挑戦です。

cocoroさんの工房。様々な材料や機材にワクワクしてきます!

手袋のついた機械の中に手を入れ、足元のペダルで砂の噴射の勢いを調節します。



「このくらいかな?」「うまくできてるのかなー?」
この時点では不安な様子のみなさんでしたが、、、

砂をあてたガラスを、水で洗ってシールをはがすと、、



「きれいに模様が出てきたー!!」
感動の瞬間です。

パーツを取り付けて、風鈴の形に仕上げていきましょう。
風鈴のおもりは、ウッディーラー豊田協力のもと制作したされた
豊田産の木材を使用しています。

さらにその先につける和紙も、松平で作られた竹和紙を使用。
まさに、豊田産の風鈴です!

それらのパーツを糸でつなぎ合わせます。

おもりの当たる位置によってちょっとずつ音が違ってくるので
慎重に糸の長さを決めていきます。
細かな作業なので、最後の一踏ん張りで集中、集中、、、

 

パーツをうまくつなげたら、完成です!



世界に一つだけのオリジナル風鈴です。

工房の外に出て記念撮影。

風のある日だったので、一斉に風鈴が鳴り響き
My風鈴の音色にみなさん満足そうな表情でした。

夏にぴったりのものづくり体験。
暑い日が続いた今年の夏ですが、自分だけの風鈴の音色で
気持ちだけでも涼しく過ごせたら素敵ですね。

ライター

みさ
みさ
とよたまちさとミライ塾事務局スタッフ
恐竜と石が好きです。