2018年10月20日(土)
◎プログラム:稲刈りとこだわりのお米とお味噌を使った五平餅づくり
◎案内人:NPO法人Earth as Mother
NPO法人Earth as Mother は
自然環境の中で無農薬、化学肥料等を使わずに苗から野菜やお米を育てています。
自然にも人にも優しい自然環境循環型の農業を目指して活動している団体です。
秋晴れの空、少し涼しい風が吹くさわやかな日に
猿投町の田んぼで「稲刈り」と「五平餅づくり」の体験が開催されました。
最初に長靴を履いたら、ヒモでしっかりと長靴と足を縛ります。
田んぼのぬかるみに長靴がはまって足だけが抜けてしまう事を防ぐためです。
昔ながらの手法「手鎌」で鎌を使って人の手で稲刈りをします。
鎌は人に向けない、ふいに置かない等鎌の使い方について説明を受けた後、
皆で稲刈りスタートです!
稲が刈れたら畔に稲をどんどん積んでいきます。
稲の束をリレーのように手渡し、家族で見事なチームプレイも見られました。
「これだけ取れたよ!」と稲を手に親に見せる嬉しそうな子供さんの姿。
「こんな環境だから美味しいお米のはずだよね。」という声も聞かれました。
「なぜ、機械で収穫しないのか?」スタッフさんに聞いてみました。
「自然農法なので水草も生えています。機械で刈ると一緒に刈ってしまうんです。」とのこと。
よく見ると水草も一緒に生えています。だから人の手で稲を刈るんですね。
1枚の田んぼの約3分の1を皆の力で刈る事ができました。
次は、稲を天日干しで乾燥させるため、昔ながらの「はざがけ」にチャレンジします。
まず、稲を束にしたら根元をヒモで縛ります。
逆さまにして半分に割り、端から順番に稲を干します。
泥で汚れた長靴をキレイにしよう。
田んぼのすぐ横の溝に流れる自然の水で洗います。
子供達が嬉しそうに水で遊ぶ姿も。
お茶を飲んで一息したら、お待ちかね五平餅を作ります。
スタッフさんが準備してくれた「五平餅のタネ」と「棒」を受け取ります。
タネの色が紫色なのはEarth as Motherさんで栽培、収穫された
「峰のむらさき」が入っているからです。
ごはんがとても綺麗な色をしています。
棒に自分の名前を書いて、タネを付けていきます。
棒にしっかりタネをくっつけないと焼いている時に落ちてしまうので
しっかりと付けていきます。
五平餅の形ができたら、U字溝で作った焼き機に順番に並べていきます。
塗っていくお味噌ももちろんEarth as Motherさんの大豆で作られたものです。
焼いている間に皆で「お味噌のお話し」を聞きました。
お話しを聞いている途中、風に乗ってお味噌の焼け焦げる臭い。
「いいにお~い!」
五平餅ができあがった後も、引き続き食べながら「お味噌のお話し」の続きを皆で聞きます。
Earth as Motherでは年3回このような参加型のイベントを開催しているそうです。
詳しくは、NPO法人Earth as Mother 公式ホームページへ
ライター
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とよたまちさとミライ塾 市民レポーター
豊田おいでんまつりでおいでん踊る
よさこい踊る
とよたプロモ部部員
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