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【開催レポート】椿とクルミの油搾り体験

10月28日(土)
◎プログラム:椿とクルミの油搾り体験
◎案内人:松原 孝史さん

野口町斉の神東(石野地区)のもりもりバザーで
椿とクルミ油搾り体験講座が行われました!

午前中は椿の油。取材させていただいた午後の講座ではクルミの油を搾ります。

豊田市の各地域からご参加くださった受講生のみなさん。
各自 自己紹介の後 講師  手づくり工房  松原孝史さんからまずはすてきな山の幸のおもてなし。

あけびの実をいただきました。

天然の甘味を感じ、ひと息入れて
いよいよ油搾り体験スタート!

最初にクルミの皮を割ります。

次に中からクルミの実を取り出します。
皮から取り出したばかりのクルミの実は軟らかくて、新鮮な風味です。

ある程度 実が取り出せたら、袋に入れて、圧搾機の筒にセット。
取り出したばかりの、ふんわりした実を少しずつ掬って入れては、棒でトントンとならして、
また実を入れてならす、を繰返し、、、準備したクルミの実をすべて入れていきます。


筒がいっぱいになるまで実が溜まったら、搾ります。

思いきり力を入れます。
器具が動かないように木枠にセットし、再び思いきり搾ります。
相当な力が要りそう。みなさん 渾身の力を込めて搾りました。

すると、油が出てきました。

搾り出した油はスポイドで集めて持ち帰りの容器に入れます。

混じり気ない、100%天然のクルミ油が採れました。

クルミの油はオリーブオイルなどと違って時間が経つと表面が乾く性質を持っています。
そのぶん、塗布した物の中味にしっかり浸透します。
ですから木工製品の表面の加工や化粧品に適しています。
バターの替わりとして料理にも。

クルミを2つに割った皮はハートの形をしていてとってもキュート。
ですから皮もチャームにしたり、リースに飾ったり  いろいろなモノに使えそうです。

こんなおもしろいミニレクチャーを受けながらの作業。
みなさん真剣に集中して取り組んでいました。

終了後は「森音の会」さんの素材にこだわった美味しいコーヒーとワッフルでティ・タイム。
松原さんのトークとワークショップの楽しさに、自然におしゃべりに花が咲いていました。

豊森なりわい塾委員長 澁澤寿一氏の「百のことをやるから百姓だ」
という言葉を座右の銘としているという、松原さん。
だからご自分で家もカヌーも作り、薪も割る。
同じように、なんでも自分でやることのおもしろさ、愉しさを伝えたい。
市販のものとは違う、手間ひまかけた天然の椿・クルミ油の良さを伝えたい。
と、こうした講座を企画してくださっているそうです。

みなさん「楽しかった!」とスマイル。
クルミ油搾り体験大成功!でした。


この「椿とクルミの油絞り体験」は今後も開催日があります。
すこしでも気になった方は是非ご予約ください!

◎11/10(土) 10:00 〜 12:00、13:30 〜 15:30

詳しくはこちらをご覧ください。

ライター

okumura
とよたまちさとミライ塾 市民レポーター
(とよたプロモ部 部員)