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【開催レポート】お蔵めぐりと蔵カフェころも農園で地産地食ランチ♪

2018年10月27日(土)
◎プログラム: お蔵めぐりと蔵カフェころも農園で地産地食ランチ♪
◎案内人:丸定呉服店 杉本哲哉さん /ころも農園 二宮典子さん


豊田の下町と言われる桜町や喜多町周辺に、
明治〜大正の時代から残るお蔵がいくつも点在していることをご存知でしょうか。

個人所有のものも含めたお蔵を特別に見学することのできる、貴重なプログラムが開催されました。

案内人は、ご本人も大正時代造のお蔵を所有する、丸定呉服店 の杉本さん。
杉本家のお蔵をリノベーションした、蔵カフェころも農園が集合場所です。

蔵カフェ&マルシェ ころも農園
杉本さん
二宮さん

もう一人の案内人は、そんなころも農園のマネージャー である二宮さん。
「特製ランチを作って待ってます!」という二宮さんに手を振って、
早速蔵めぐりツアーに出かけましょう!

杉本さんを先頭に出発
個人所有のお蔵。高い階段は水害対策とのこと
扉の重さを体験させていただきました

こちらは喜多町の山車を保管するお蔵
一週間前に挙母祭りを終え、収納された山車
収納の過程のお写真なども見せていただきました

湿気を避けるため、8月までは閉めておきます
普段は気づかないような小道を通っていきます
まるで探検気分です

珍しい長方形のお蔵。個人所有です
明治3年造の個人のお蔵。天皇の即位記念に建てられたとか
こちらも個人所有。物置として今も使用しているお宅が多いそうです

挙母神社の中にある、中町の山車蔵
8つある山車蔵の中で初めに建てられたのがこの中町のお蔵
毎年分解することで、その技術を次世代に継承する意味もあるそうです

3棟並んだ立派なお蔵。大正4年造の個人所有のお蔵です
それぞれのお蔵で、当主の方からお話を聞かせていただきました
食料品や商売道具の保管のほか、工場として使用していたそうです

10件ほどのお蔵を見学して回り、最後は杉本さん所有のお蔵と、大正時代から残っている町屋も見学させていただきました。

タイムスリップしたかのよう
かつて料亭を営まれていた建物だそうです

珍しい赤漆喰や窓のしつらえが特徴的
中庭の眺めが素敵なんです
建物の奥にあるお蔵。料亭だった頃の御膳などがしまわれています

約1時間半の見学ツアーを終え、ころも農園に帰ってきました!
当日限定ランチをいただきながら、「あの蔵のここが面白かったねー!」と感想話に花が咲いていました。

蔵の中に落ち着いた雰囲気のカフェ
野菜や卵など、地元農家の生産物を使用したお料理です
いしかわ製茶のグリーンティ

メインは三洲豚のデミグラスハンバーグ。野菜たっぷり

まちなかと呼ばれるこのエリアで、実は点在していた歴史あるお蔵の数々。
参加者の皆さんは興味深げにお話を聞いたり、写真を撮ったりと、とてもワクワクした表情でツアーを楽しんでいました。
当主の方々のご協力もあり、とよたの新たな魅力が発見できる、貴重な機会になったのではないでしょうか。

ライター

みさ
みさ
とよたまちさとミライ塾事務局スタッフ
恐竜と石が好きです。