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【開催レポート】カラダ よろこぶ 薬膳調味料作り!

11月1日(木)
◎プログラム:カラダ よろこぶ 薬膳調味料作り!
◎案内人:山田千栄子さん 岡田真由子さん


「薬膳」ときくとどんなイメージでしょうか?
「漢方?」「ちょっと難しそう?」と思われるかもしれませんが、とても分かりやすく、すぐに日常生活に役立つ情報たっぷりの薬膳講座が開催されました。

開催されたのは、若林東町にある『煎豆茶館 杣(そま)』

 

周りの田園風景に溶け込んだ、雰囲気のいいカフェ


店内に入るとサイフォンや美味しそうなスイーツが目に飛び込んできて
思わず、注文したくなってしまいますが、今回は薬膳講座です!

案内人は国際薬膳食育師の山田千栄子さん(左)とWonderful Leafの岡田真由子さん(右)

普段は別々に講座やカウンセリングなど、薬膳で市民の健康をサポートされています。

今回は、薬膳料理が得意な山田さんと、薬膳茶に詳しい岡田さんのコラボされた講座となりました。

先ずは参加者の皆さんの体質チェック。

東洋医学では『気』エネルギー、『血』血液、『水』体液、
この3つが体内を正しく循環することで健康が保たれると考えられているそうです。
不足したり停滞しがちなものは何か、いくつかの質問項目に答え体質を診断してもらいます。

「冷え性・肩こり・むくみ・生理痛、、、」
色々なキーワードが出てくると、案内人のお二人を中心に、参加者同士でも身体の事、生活習慣の事で会話が膨らみます。

診断を踏まえて、偏ったカラダのバランスを整えるにはどんな食事をしたらいいのか、という説明がありました。
実際に薬膳料理をいただいてみます。

ランチバイキングのようでワクワク
お腹にやさしいイチジク
スダチ クコの実入りお蕎麦
白きくらげと柿のコンポート
昆布ダシのコーン緑豆春雨

「この食材はどこで手に入るの?」
「いつも塩分を摂りすぎてしまうんです」
「冷え性です。これからの季節どうしたらいいですか?」

食事中はお二人がテーブルを回りながら参加者の皆さんの素朴な疑問に答えたり、丁寧にアドバイスをしたりしました。

難しい話ではなく『医食同源』を基本とした「知っていて損はない」という薬膳の知識紹介と、
ちょっとした心がけで食べることを通して楽しく健康を導いていく、という取り入れやすいお話に、皆さん日常生活へのヒントを得ているようでした。

農耕民族である日本人は、そこでとれた土地のものをその場所でいただく「地産地食」を元に、食材の組み合わせによって、身体を変えていくのがおススメだそうです。


最後に《薬膳醤油》づくり

 

万能食材である黒豆、血流をよくする紅花、食べる消化薬といわれるサンザシをトッピングしてお持ち帰りします。

その後も、塩や砂糖、お酢の選び方など専門家に聞く主婦目線の話、豊富な経験で実証済みだという、
家族の健康のために食を通してできることなど、時間ギリギリまで話題が尽きませんでした。

参加者の皆さんにとっては、少し敷居の高いと思っていた薬膳の世界が、グンと身近になった講座だったのではないでしょうか。

ライター

kawa
kawa
とよたまちさとミライ塾 市民レポーター
旭地区在住3年目☆
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