2018年8月4日(土)
◎プログラム:海水から塩作り体験
◎案内人:松原 孝史さん
みなさんが毎日、口にしているお塩。
これを自分で作ることができるって知っていますか。
案内人の松原さんは碧南市の方なのですが、
碧南の方は昔は塩づくりが盛んな地域だったそうです。
一方、会場のある足助地区は昔から「塩の道」と呼ばれ、
三河湾から信州へと馬で塩を運ぶ中間地点だったとして知られています。
今回は松原さんが碧南の海から採ってきた海水を使って、塩づくりをしました。
まずはあらかじめ10ℓから5ℓに濃縮させた海水を
1ℓに減るまで熱し、ひたすら待ちます。
徐々に水分が蒸発してくると、鍋の内側に白っぽいものがついてきます。
これはカルシウムです。
1ℓまで海水が減ったら、布で漉してカルシウムを除去します。
漉した海水をさらに沸騰させていくと、
塩分が22%になったところで
ボコボコッと沸騰の音が変わってきました!
塩ができてきた合図です!
塩ができたら、さらに布で漉して
海水を塩とにがりに分けます。
にがりは豆乳とまぜて豆腐に。
塩は足助産ミネアサヒで作ったおにぎりで
塩むすびをつくって美味しくいただきましたよ。
はじめて作ったお塩。
自由研究にしようという子や、塩おにぎりが大好きな子は、
わくわくと発見のある時間を過ごすことができたのではないでしょうか。
〔おまけ〕
水分が蒸発するのを待っている間には、
扶桑館のとなりにあるメープルファームや
新盛産直市場、
三州しし森社中の工房・ワイルドワークスなどの見学もさせてもらいましたよ。
ライター
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とよたまちさとミライ塾スタッフ 事務担当
旭地区出身、とよた市在住。
たまにお寺でイベントやったり。
まいにちが子育て日和。
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