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【開催レポート】矢作川漁協「きき鮎会」で川を味わおう!

2016年10月1日(土)

◎プログラム:矢作川漁協「きき鮎会」で川を味わおう!

◎案内人:矢作川漁協 新見克也さん、キッズプランナー 有我都さん

 

みなさん、「きき鮎」って御存知ですか?

この言葉、はじめて耳にする方も多いと思います。

矢作川では毎年、天然の鮎が多く採られます。

そんな鮎の食べ比べをしよう!という今回のプログラム。なんとも美味しそうな5匹の鮎たちがお目見えしました!

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今回の案内人の新見さんは、矢作川漁業協同組合の専務もしており「川を釣り人だけでなく、もっと多くの市民に楽しんでもらいたい」

との思いから、今回のプログラムを開催しました。

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案内人 新見さん

一般の方向けに、このような講座を開くのは初の試み!

まずは、新見さんによる矢作川や鮎についてのレクチャー。

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マルバツクイズでわかりやすく、川のことを教えてくれます。

Q1.鮎は何年生きる?

Q2.鮎は川に住んでいます。では、冬の間はどこに住んでる?

(ブログの最後に正解があります。)

など、参加している子どもたちも、わいわいたのしそう!

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クイズが終わったら、いよいよお待ちかねの鮎の登場です!

 

用意された鮎は、小渡・川口・広瀬・豊田市街(スタジアムの辺り)・養殖産の5匹です。

産地を隠したそれぞれの鮎を、「かおり」「うまみ」「あぶら」の5段階で評価します。

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普段はほとんど1種類しか食べない鮎。

こうして比べてみると、味の違いに驚きます。

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案内人の有我さん、川口やなの田川さん

ちなみに、川口やなは約400年前の江戸時代から続いているそうです。

昔の川口一帯の家は、冬は木こり、夏は川漁師の自給自足の生活をしていたんだとか。

30cm以上の鮎もたくさんいたそうですよ!

矢作ダムができて45年。ダムができたことで川が汚染され、漁獲量も減ってしまったとか。

まだまだ美味しい鮎を守られているやなのみなさんに感謝をしつつ、いただきました。

魚のかおりを、くんくん
魚のかおりを、くんくん
ん~、いいかおり
ん~、いいかおり

 

美味しいね。
美味しいね。
じょうずに食べられるかな。
じょうずに食べられるかな。

 

 

 

 

 

 

今回のきき鮎で一番人気だったのは、なんと上流ではなく、豊田市街の鮎!

養殖は2位にランクイン!

 

このきき鮎、正解はなく、みなさんの好みで結果がでます。

上流だから美味しい、といったことはなく、

鮎の味も川の温度や季節によって、毎年違います。

今年のこの時期は、市街地で釣った鮎が一番美味しいんですね~!!

鮎のフライもたくさんいただきました!
鮎のフライもたくさんいただきました!

 

今回の案内人のひとり、有我都さんは新見さんとともに「矢作川水族館」という市民グループをやっており、

魚の展示やゲーム・WSなどで矢作川を広める活動をされています。

今回も、小さな頃から親しんでいた鮎の味を、子どもたちにも体験してもらいたい!

と言ってみえました。

お子さんにはバッジ製作も☆
お子さんにはバッジ製作も☆

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川口やなは、10月末まで営業の予定です。

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是非、ご家族ご友人と、美味しい鮎を食べに行ってみてください♪

 

《クイズの答え》

A1.鮎の一生は1年間。

A2.鮎は冬の間は海に住んでいる。

(秋に産まれ、春に群れになって川をのぼり、夏に川で大きく育ち、秋に産卵をします。)

ライター

りえ
りえ
とよたまちさとミライ塾スタッフ 事務担当
旭地区出身、とよた市在住。
たまにお寺でイベントやったり。
まいにちが子育て日和。