2016年10月26日(水)
◎プログラム:あんこ好きの方は必見!収穫から小豆を知ろう
◎案内人:餅神商店(TAKファーム) 髙田浩倫さん
昨晩の雨で濡れた畑も、朝からの気持ちよい太陽と風のおかげですっかり乾き、秋の彩りを始めた山々に囲まれながらプログラムは始まりました。
参加者の方に小豆のことを知ってもらい、作業も楽しみながら手伝ってもらえたらという、双方に嬉しいプログラムです。
案内人の髙田さんの説明を聞き、早速小豆収穫開始!「茶色くなった鞘をとってくださいね」
今年の小豆は、天気も良かったのでたくさん実ったそうですよ。一つ一つ手で採っていく地道な作業。
黙々と採る方、楽しくおしゃべりしながら採る方、それぞれ楽しく収穫していました。
小豆はこんな風に実ります。鞘を振ると…カラカラといい音がしました♪
中にはぷっくりした小豆が並んでいます。
今回の参加者数は10名。このプログラムには豊田市内の方はもちろん、名古屋市内からも来てくださった方もいました。
「小豆ってどうやってなるんだろう」「おもしろそうだと思って」と参加した方が多かったです。
お子さん連れから夫婦連れの方、お一人で参加された方も何人かいらっしゃいました。
皆さん日常ではまず体験することのない作業に楽しんでおられ、袋がどんどん膨らんでいきます。
子供さんにも簡単に収穫できます。無農薬の畑の生き物に興味深々。バッタやてんとう虫、カマキリの卵も見つけました。
じんわり汗をかき始めたところで午前中の作業は終了。それぞれ収穫した袋を抱えて移動をしました。
到着後、午後からの鞘から小豆を出す作業をしやすくするため広げて乾かします。
お楽しみのお昼ごはん。太陽の下で作業した後に食べるご飯は格別です。髙田さんの家族の方が準備をしてくださいました。
美味しいお昼ごはんを食べている横で、小豆はポカポカ乾かされていきます。
お腹も膨れ満足したところで午後からの作業が始まりました。
乾いた鞘から小豆を取り出します。筋のところをスッとなでるとパカッと気持ちよく開きました。
取り出し終えたら、次は最後の作業になる選別に取り掛かります。
黒くなったものや虫食いのもの、小さすぎるもの、草などのごみを取り出していきます。
根気のいる作業ですが慣れてしまえばおもしろい。キレイな小豆がどんどん集められていきます。
選別した小豆は一人200gずつお持ち帰り♪ 「赤飯炊こうかな」という方も。
今日の作業はすべて終了。そして最後には…おしるこのおやつ!
今朝ついたお餅を焼いて、午前中に採った小豆を使ったおしるこです。なんて贅沢!とても美味しかったです。 おかわりする方も。
朝には昨日採った小豆で煮たあんこが入った「ウエルカムあんころもち」までいただき、満腹、満足。充実した一日を終え、解散となりました。
私たちの体は自分が食べたもので出来ています。
生産者がどんな人なのか、そしてどのように作られているのかを知ることは、自分や家族の健康に繋がり安心感も生むことになるのだと思いました。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。
そして髙田さん、奥様、お手伝いさん、本当にありがとうございました。
ライター
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とよたまちさとミライ塾 市民レポーター
とよたプロモ部部員
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