2017年10月4日
◎プログラム:限定解放!白たまり杉桶仕込蔵見学ツアー
◎案内人:豊田健康生活センター 中原ゆきみさん 日東醸造株式会社三代目 蜷川洋一さん
今朝は15度ぐらいにまで冷え込みましたが・・・
雲高く清々しい秋晴れの日の見学ツアーとなりました◎
紅葉前の豊田の山道ドライブ付き^^
バスに揺られて1時間… 白たまりにの里に到着しました〜。
現在白たまりの仕込蔵に活用されているのは、旧大多賀小学校。
木造の2階建校舎の1階が蔵になっています。
本日の案内役、向かって左側が株式会社日東醸造三代目 蜷川洋一さん
右側が健康生活センターでの中原ゆきみさん(足助ご出身です)
自己紹介から始まり、なぜ碧南の白醤油屋さんがここでお醤油を作り始めたか、
先代からのお醤油のこだわりなどをお話いただきました。
当初は、ここで仕込む予定ではなかったけれど、何度も足を運ぶうちに、
ここで仕込みたくなったという裏話も。笑
先代が、碧南で200年前に始まった白醤油の美味しさを
なんとか取り戻したいという想いから生まれた白たまり。
白たまりは、小麦が主原料(通常のお醤油は、小麦と大豆)で
塩は「海の精」、段戸山近郊にある足助の井戸水を使用しています。
みなさん、白醤油と白だしと白たまりの違いってわかりますか?!
三代目蜷川さんのトークに、“へ〜〜” “ふ〜ん”と頷く様子。
どんどん話に引き込まれていきましたね^^
そんな最中、裏方では・・・
日東のイケメン営業マン・千葉さんが、お昼の仕込み。
作業台は、もちろんお醤油のケース!
こちらは白たまりを使ったスイーツがスタンバイ。
可愛いだけではないんですよっ!味も◎!
タルト生地の上に、アーモンドクリームと米粉のクランブルをトッピング。
(豊田市役所近くのMaple Mayさんに提供していただきました)
お話を聴いた後は、仕込み蔵へ
通常入ることのできない仕込み蔵には、約100年前に作られた木桶が鎮座。
元々は日本酒を作っていた桶だったとか。
上手に使うと200年は持つと言われています。
こんな木桶を実際に見ることができる機会は、これからどんどん少なくなっていくでしょう。
実際に仕込みに使う足助の井戸水を試飲。“確かに、味違う!”
白たまりを使った料理でランチタイム〜〜♬
白たまりと秋の味覚がたっぷりのお昼ご飯に思わず、ほっこり^^
仕込み水でカンパ〜イ!!
◎ 本日のランチメニュー
・栗たっぷりおこわ
・炊き込みご飯のおにぎり
・「卵焼きのもと」で焼いた有精卵の卵焼き
・白たまりでつけたきゅうりの浅漬け
・白菜と油揚げの寄せ鍋汁
・デザート…穀物コーヒー、リンゴのクランブルタルト、クッキー
卵焼きは、「卵焼きのもと」のみで味付けしているのに、ダシを使っているような味わい。
シンプルなメニューなのに、本当に心もお腹も満たされたランチでした。
ごちそうさまでした〜〜。
参加者の方からは、
「しろたまりは家にあるけど、どうやって使っていいかわからなくて。きけてよかった。」
「あんな木桶、この歳になるまで見たことなかった。貴重な経験ね。」
などの感想がきけました。
豊田市内でこんな歴史ある醤油仕込みの杉桶が見れる機会はとても貴重ですね。
ライター
- とよたまちさとミライ塾 市民レポーター
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