2017年10月21日
◎プログラム:つばき油を絞って、使って、美しく
◎案内人:つばきや胡桃の実を集めて油を絞っている 松原孝史さん
森音の会主催・もりもりバザーオーナー 小池八千代さん
豊田市野口町にあるもりもりバザーにてつばき油絞り体験が行われました。
窓の向こうは雨模様。
こんな日こそ、おうちの中で油絞り!
こちらが油絞り師、松原さん。
実は本業ではなくライフワークとして油を絞る道具から
自作して油を絞り、イベントなどに出店しています。
つばき油に限らず、ナッツやアボガド・びわなど
様々な油を抽出しているそうです。
油の知識も豊富で、体験だけでなく食に関する
色々なお話を聞くことができました。
こちらはもりもりバザーの主催者であり、
古民家オーナーの小池さん。
実はピアノ講師でもあります。
2017年10月29日に、もりもりバザーで
マーケットを開催しますよ。
まずは、参加者の自己紹介からスタート〜
「子どもが自分で、これに行きたい!」と選んだので、参加しました
というお母さんと息子さん。
そんな子どもの希望をくみ取っての参加、いいですねー
自己紹介が終わると、ようやく作業に取りかかります。
こちらが椿のたね。
柿の種やお茶の種と似ていますね。
右の実付きはリースに飾られたりすることもあるそうです。
木の板の上で、鉄の棒を使って一つずつ殻を割り、中の身だけを取り出します。
力加減によっては、実が粉砕。
やっていくうちに加減もわかってくると…結構ハマります。
一般に販売されているつばき油は殻ごと使用されるそうですが、
松原さんの油は、実だけを取り出しミキサーにかけます。
そうすることで、虫が入ったものや痛んだものを取り除いて
油を絞ることができるからです。
学校で、こんなワークショップがあったら
子どもたちは夢中になるでしょうね!
つばきの実って、美味しそう?!
と思って口に入れる方も…
思わず実を食べたくなる人のために、
アメが準備されてありました。
では、実際につばきの実を絞ってみます〜!
これが、松原さん自作の体験のための絞り機。
容器にしっかり、つばきの種をミキサーにかけたものを詰め込みます。
絞り機にセットしたら、クルクル回して力一杯絞るよーー!
共同作業で、ガンバレーー!
出てきたーーー!油だよ!
自分で絞った大事な油、残さずキレイに容器の中へ。
そして、取りきれない容器についた油は、
肌にスリスリして持ち帰りますよ〜〜
自分で絞った油は格別ですね!
こちらは、椿で染めた布。鉄媒染で、こんな綺麗な色に染め上がります。
素敵な利用法ですね。
ちなみに油を絞った後の油カスは畑にまくとチッソ分の少ない肥料になり、
害虫駆除にも効果があるそうです。
「塗って良し、染めて良し、撒いて良し」の椿ですね。
作業の後は、八千代さんのワッフルと飲み物でブレイク。
厳選された材料で手作りされたワッフルです。
頑張ったね!お疲れさまでした〜〜^^
ライター
- とよたまちさとミライ塾 市民レポーター
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