11月3日(火祝)
◎プログラム:能楽堂職員と巡る“能楽堂舞台ウラ見学会”
◎案内人:能楽堂 副館長 杉浦隆伸 さん 係長 髙木恒治さん 主任 光武真也さん
ここ豊田市には立派な「能楽堂」があります。
「カタイ」イメージの“能楽”を、能楽堂職員さんに解きほぐしていただきました。
豊田市能楽堂は平成10年開館。
能楽が盛んであった桃山時代の能舞台をイメージした作りになっているそうです。
その客席で能や狂言の歴史などについておはなしを聞かせていただいてから、
実際に物内を案内していただきました。
ロビーにはお茶席があったり、素敵な作品も飾られていて、定期的に入れ替えられているので、そちらを観に足を運ぶだけでも価値ありです!
いよいよ舞台裏。
楽屋は舞台の裏にあって、畳部屋が並んでいます。
役に応じて使うお部屋が決まっているんだそうです。
大鼓の革を焙じるための場所があったり、能で使用する大道具などを納めておく作り物部屋があったり。
みなさん興味津津です。
楽屋と舞台の中間、演者が装束を整えて出番を待つ「鏡の間」を進むと舞台が見えてきて、ここに立つ演者さんの気持ちってどんなだろうと思いを馳せました。
そして舞台へ。
演者さんが登場する通路である「橋掛り」に一定間隔で配置された松は、舞台から離れるほど背が低くなっていて、遠近感を表しているそうです。
「舞台のまわりに敷き詰められた白い小石は、能楽の舞台が屋外にあったなごりで、当時は太陽の光を反射して舞台をあかるくしていたんですよ!」とか、
「音の共鳴のために舞台下には大瓶が並んでいるんですよ!」なんておはなしも。
実際に見ながら、感じながらだとおもしろさが倍増です。
普段立つことのできない舞台。
みなさん思い思いに楽しんでおられたようです。
こんな特別な機会をあたえていただけて、ほんとうにありがたい体験でした。
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ライター
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とよたまちさとミライ塾事務局スタッフ
美カテゴリーの投稿が多いですが、食べ専。
最近いなかが呼んでる気がする。
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