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【開催レポート】『からくりで改善』モノづくりの原点を知る特別な工場見学

2016年11月16日(水)

◎プログラム:シンプルなしくみにびっくり!『からくりで改善』モノづくりの原点を知る特別な工場見学

◎案内人:トヨタ自動車株式会社

 

毎年大人気の、この企画。

なんと、世界のTOYOTAの工場見学ができてしまうんです。

今回のプログラムでは普段は見ることのできない、現場での研修や『からくり』を使った改善事例を案内していただきました。

写真はNGでしたので、どんなところか流れを少しだけ、皆さんにお伝えしますね。

 

トヨタ会館に集合し、元町工場へ移動。

そして、『からくり発想館』へ。

 

工場内にこんな施設があることを知っていましたか?

この施設では『からくり』の考え方で作業を改善し、効率を図るのだそうです。

昔からの紡織機などもそうですが、

坂をボールが転がるように、原理を利用してムリ・ムダ・ムラを無くすことが、トヨタのカイゼンの手段だそうです。

これを聞いただけでも、「なるほど」と目から鱗が落ちるようですね。

トヨタの新入社員はこの『からくり館』で研修を受け、この考え方を皆で共有するそうです。

からくりの知恵を出し続けることが、体質強化の源泉なんだそうですよ。

 

次に訪れたのは、組立工場です。

こちらでは、クラウン・マークXを製造していました。

この工場では「トヨタ生産方式(ジャスト・イン・タイム)」を利用し、

必要なものを 必要なときに 必要な量つくるというやり方がとられていました。

トヨタ自動車が黒字続きなのは、こういった経営があるからなんですね。

自働化(オートマチックで働く)された工場の説明もしてもらいましたよ。

 

時間にしたら、たったの2時間の工場見学でしたが、

普段一般公開されていない場所やトヨタの仕組みを知ることができて、大満足のプログラムでした!

 

 

ライター

しんさん
しんさん
とよたまちさとミライ塾事務局長
オレンジのツナギを着て、
デザインで人と人をつなぐ活動中