2017年10月14日(土)
◎プログラム:足助で古民家再生!!プロが教える漆喰塗り体験~狩女が作る・囲炉裏で食べる・鹿カレー
◎案内人:清水 潤子さん
◎漆喰塗り指導:池野 嘉久(よしひさ)さん
ご夫婦で狩猟免許を持たれている清水さんは、築150年の古民家をリノベーションしてジビエ料理を食べられる山里カフェのオープンを予定されています。
床や室内、水回りとほぼ完成に近づいて来ているところですが、ぜひ漆喰塗りの体験を皆さんにもして頂こうと、ミライ塾のプログラムとして提供頂きました。
10/14(土)は2回目の開催となりますが、1回目に続きキャンセル待ちが出る程の人気です。
山間の集落にある「山里カフェ Mui」は、駐車スペースが2台程度しかないのでカフェをオープンされても予約制だそうです。
車で5分程の距離にある新盛集会所「扶桑館」の駐車場で集合して、清水夫妻の車に分乗して伺いました。
「扶桑館」には、並んで獣肉処理施設「猪鹿工房 山恵」があり、ハンターである清水さんは山恵さんのお手伝いもされています。
また、清水さんが取り組んでいる鹿の角や猪の骨を使ったアクセサリー工房の「しし森社中」もすぐ目の前にあります。
新盛町から北小田町に移動すると、カフェの近くには推定樹齢500年の榧(カヤ)の巨木があり、豊田の名木にも上げられています。
素敵な農村風景が広がる中に本日の目的の古民家がありました。
玄関や囲炉裏のある部屋、台所などの水回りはすっかり完成していて、奥の一室の壁塗りが残ってます。
午前中は下塗り、昼食を挟んで午後から仕上げ塗りを行います。
それでは、さっそく漆喰塗りです。
ご近所にお住まいの左官職人の池野さんにご指導を受けました。
コテ板に漆喰を乗せて、コテで掬い壁に薄く塗り付けていきます。
参加者全員が漆喰塗り初体験です。
おっかなびっくり、最初は思うように塗れませんし、凸凹やコテ跡が気になります。
習うより慣れろって感じで、皆さん真剣に壁に向かい合います。
池野さんが一人一人のコテ使いを見ながら、要所要所で腕の動かし方、コテの使い方等を指導されていました。
最後は池野さんが下地塗りの直しをして、午前中は終了。
さて、昼食は鹿カレーです。
カレールーの中には鹿肉のミンチが、トッピングに鹿肉のローストにナスやオクラなどグリル野菜が載っています。
なんと言ってもニンジンがバンビちゃん型になっていて、可愛いです。
お味の方もスパイシーなのですが辛過ぎず、鹿肉の旨味が味わえます。
ランチ後も漆喰の乾き待ちで、ハーブティーを頂きながら持ち込んだお菓子を食べながら、四方山話で盛り上がりました。
仕上げ塗りには、池野さんのお孫さんが参加。
今まで無口な職人で笑顔の見れなかった池野さんの笑顔が見れました。
最後に、おやつのシフォンケーキ(抹茶 or 紅芋)を頂きながら、アンケートを書いて頂き、皆で記念写真を撮らせて頂きました。
自ら何でも作り出す山里の暮らし、農作物だけでなく手仕事を通じて、お金で買えない価値を感じました。
ライター
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とよたまちさとミライ塾 市民レポーター
(とよたプロモ部 部員)
とよたの美味しい・楽しい・美しいが大スキ。
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