10月29日(日)
◎プログラム:スキューバダイビングのプロに教わる水辺の安全な遊び方
◎案内人:ソットマリノ 大河内 紀子さん
水辺に落ちた!意識・呼吸がない!そんな水辺・水際での不意な事故は突然やってきます。
そんなときにどう対応していいのか。
安心に安全に川で遊べるための講習が、豊田市唯一のダイビングスクールであるソットマリノさんで開催されました。
今回は取材兼参加者として参加してきましたよ!
ほとんどの人が、学生の頃などに習ったことがあるはずの心肺蘇生法。
ですが、時代とともにそのやり方も変わってきています。
心臓マッサージ。
押さえる場所や回数、強さなど、練習しておかないといざというときに備えられません。
そして人工呼吸。
呼吸がない人に出くわしたときに、とっさに人工呼吸だ!
と思う方はいるかと思います。
しかし現在では、感染症防止のため専用マスクなどで直接口と口が触れるのを避けなければなりません。
さらに、年々設置場所の増えているAED。
これは機械の説明に従って、手順を行ってください。
いざという時にパニックにならないために、道を歩いているときに倒れている人に出くわした!というシュミレーションで、一連の動作を行いました。
冷静になって、周りの人の助けも借りながら行動に移せるようになったと思います。
続いて、プールに移動しての浮遊体験(着衣水泳)。
まずは座学で川についてどこが流れが速いかなど学びました。
川初心者、溺れた人がまずやってしまいがちなのが
無理に泳ごうとしてしまう、声を出して人を呼ぼうとしてしまうことだと思います。
そこで案内人の大河内さんより教えて頂いたのは・・・
溺れたときの3か条
- しゃべるな
- うごくな
- 静止して待て
じっとしていれば、人間は2%は浮くそうです。
2%あれば鼻と口は水面に出すことができ、呼吸を確保できます。
さらに浮力を高めるためには、鞄や靴、ペットボトルなど、身近にあるものを活用するのが一番!
近くに何もないときは、大の字になって顎を上にだすことで、鼻と口の気道が確保されます。
川に流されたら、流れのままに浮いて行き、安全なところに流れ着いてから救助してもらえるようにじっと待ちましょう。
子どもが溺れた時も「大丈夫?」などと声掛けすると答えようとして逆に溺れてしまうそうです。浮くことだけに意識してもらって「ちゃんと見てるからね!」と声をかけて安心させて、救助しやすい場所まで行ったら助けるようにするとよいそうです。
今回は、オプションでダイビング体験もさせていただきましたよ。
私はダイビング初体験でしたが、丁寧に教えていただきとても楽しかったです。
水の中で呼吸ができるのは感動ですね。矢作川でも潜ってみたいです。
とても貴重でためになる、大満足の一日でした!
ライター
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とよたまちさとミライ塾事務局長
オレンジのツナギを着て、
デザインで人と人をつなぐ活動中
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