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【開催レポート】歴史ある山車祭り「足助まつり」と重伝建のぶらり町並みあるき

2016年10月9日(日)

◎プログラム:歴史ある山車祭り「足助まつり」と重伝建のぶらり町並みあるき
◎案内人:足助ボランティアガイドの会 外国人市民会議

おっさ!
おっさ!
おっさ!
おっさ!

いつもは穏やかな時間が流れる町に、威勢のいいかけごえとともに曳きまわされる4台の山車。
いくつもの黄土色の曲線が通り道に描かれていきます。

掛け声とともに曳きまわされる山車
掛け声とともに曳きまわされる山車
山車がとおった跡
山車がとおった跡

足助まつりは、足助八幡宮のお祭りです。
秋に行われるこのお祭りでは、足助の男衆により西町、新町、本町、田町の4台の山車がでます。

4台の山車
4台の山車

かつては5日間かけたお祭りでしたが、いまは2日間に縮小され、2日目は本楽祭とよばれています。

雨上がりの日曜日、足助のボランティアガイドさんと豊田市の外国人市民会議の方達とともに、足助をめぐるプログラムが開催されました。

まずは自己紹介
まずは自己紹介

自己紹介している間にも祭りは進行しており、みなさん好奇心が抑えられないご様子。
おっさ!という掛け声は、御祭(おんさい)が語源だそうです。

山車は3段にわかれていて、1番上では仏様がみんなの安全を見守り、真ん中では踊り、1番下ではお囃子が演奏されています。

日本、中国、韓国、カナダ、フィリピン、バングラディシュと国際色豊かな今回の参加者さんたちからは、
お囃子っていうのはお祈りの曲なの?あの踊りにはどんな意味があるの?など地元の方もタジタジするほどたくさんの質問が出ていました。

地元のことは地元の人に聞く!
地元のことは地元の人に聞く!
探してみて!八幡宮の八の字がハトになってる山車があります
探してみて!八幡宮の八の字がハトになってる山車があります

小一時間ほど好奇心のおもむくままに祭を楽しみました。

でもこのお祭り、夜まで続くので一旦腹ごしらえ。

香嵐渓の桧茶屋で昼食
ボランティアガイドさんに質問しながら香嵐渓の桧茶屋で昼食
香嵐渓を散策しながら足助の町へ戻ります
香嵐渓を散策しながら足助の町へ戻ります
八幡宮に山車が集まっている時の町は静か
八幡宮に山車が集まっている時の町は静か
たんころりんでも有名な田口家 実は奥が深い
たんころりんでも有名な「田口家」 実は奥が深い

田口家で休憩をとってから、再び祭会場である八幡宮へ。

棒の手 日本武術の形を踊りにした伝統芸能
棒の手 日本武術の形を踊りにした伝統芸能
鉄砲隊 耳が痛いくらいのすごい音が響き渡ります
鉄砲隊 耳が痛いくらいのすごい音が響き渡ります

暗くなるまで続く足助まつり。

歩き回ってお話ししまくって、きっとみなさん今日はぐっすり眠れますね!

 

まるっと1日足助を堪能。

伝統と地元を愛する足助の男衆がいつもよりカッコよく見えた1日でした。

 

そうそう、足助の町では春にもお祭りがあります。

力強い秋のお祭りとは反対に、

なんとも華やかで可愛らしい女の子のお祭りなんですよ♪

朝早くがオススメです!

ライター

masako
masako
とよたまちさとミライ塾事務局スタッフ

美カテゴリーの投稿が多いですが、食べ専。
最近いなかが呼んでる気がする。