【開催レポート】幻の山岳寺院・小馬寺の伝説に迫る歴史探検体験

2016115日(土)
◎プログラム:幻の山岳寺院・小馬寺の伝説に迫る歴史探検体験
◎案内人:富永の未来をつくる会 伊藤友治さん

このプログラムの裏の案内人「地域人文化学研究所」天野さん、

そして案内人伊藤友治さんと出会ったのはもうずいぶん前と感じる、でもたった3年前の足助。

寿ゞ家というかつての高級料亭で行われたアートイベント「足助ゴエンナーレ」からのご縁です。

どこでなにする人かもよくわからないけど、

なんだか楽しそうに悪巧みする人たちだという印象は今も変わりません。

いろんな活動をされているので一言では語れませんが、

このプログラムにおけるお2人の肩書きの1つは「富永の未来をつくる会」。

 

地域人文化学研究所ってなに?天野さんをみていればわかります。
地域人文化学研究所ってなに?天野さんをみていればわかります。

 

この地で伊藤さんと呼べばほぼ間違いなくみんな振り返ります。 こちらは伊藤友治(ゆうじ)さん。 Iターンで富永に来て、豊田市役所稲武支所地域振興担当でもあります。 自分の友達でも紹介するみたいに富永の歴史や登場人物のお話をしてくれます。
この地で伊藤さんと呼べばほぼ間違いなくみんな振り返ります。
こちらは伊藤友治(ゆうじ)さん。
Iターンで富永に来て、豊田市役所稲武支所地域振興担当でもあります。
自分の友達でも紹介するみたいに富永の歴史や登場人物のお話をしてくれます。

豊田市北東部、稲武地区にある富永。

現在8戸しかない限界集落である富永を、なくさず維持することを集落の皆さんは選択しました。

昨年度に引き続き、その活動の1つとして今回のプログラムが開催されました。

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まずは富永の集会所で富永や駒山、小馬寺の歴史のお勉強。

なんということでしょう。

歴史の成績が一番悪かった私がまたひとつ、身近な歴史に触れています。

足助地区川面町龍宝寺住職松井さん。 元文化財課職員でもあります。 私は心の中でこっそり「なんでも知ってる松井さん」と呼んでました。
足助地区川面町龍宝寺住職松井さん。
元文化財課職員でもあります。
私は心の中でこっそり「なんでも知ってる松井さん」と呼んでました。

伝承はたくさんあるけれど確証はない、謎だらけの小馬寺。

インターネットで調べればいろんなことがわかりますが、

遺物採集をして自分たちでその歴史の一部を明らかにします。

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歴史が好きなひとってロマンチストだなってわたしは思います。

お話を聞いていると、はやく現地に行きたくなります。

駒山の山頂付近にある小馬寺へのアクセスに便利な富永。

便利といってもかなりな山道!

ただ軽トラに乗せてもらっている身としてはアトラクションといっても過言ではないです。

小馬寺の前まではなんとか車で行くことができますが、

ジムニーや四駆の軽トラでしかいけない道です。

オフロードにかなり慣れている方でも危険です。

義務ではありませんが、何か問題があってはいけないので

もし小馬寺に行ってみたいというかたは富永の方に連絡をとってください。

この時期でも15:00過ぎると真っ暗で電波も入らない山の中なので油断は禁物です。

小馬寺までは番号の振られた馬頭観音さまが導いてくれます
小馬寺までは番号の振られた馬頭観音さまが導いてくれます
弁慶杉
弁慶杉
山門 その全貌はぜひ、現地でお確かめください。
山門
小馬寺周辺、その全貌はぜひ、現地でお確かめください。

 

山門、本堂、庫裏…

建造物は前回よりもさらにくずれてしまったようです。

危険ですので少し離れたところから眺めましょう。

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さっそく3班にわかれて表面採集。

遺物が出る場所と出ない場所があるようです。

夢中になって探します。

採集できなかった人は残念ですが、おなかがすいてきたのでここらでお昼にいたしましょう。

おひるごはんは五平餅。

とよた五平餅学会天野さんが自らタレをつけてくれました
とよた五平餅学会天野さんが自らタレをつけてくれました

とよた五平餅学会学芸員でもある天野さんから五平餅について教えてもらいながら食べると

より美味しく感じられます。

ここで焼いてくれるなんてなんと贅沢な…
ここで焼いてくれるなんてなんと贅沢な…

新米のうるち米を半殺し(粒が残る程度につぶす)にしてつくった五平餅。

おいしくて、2本なんてぺろりです。

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オーガニック野菜を使った鶏団子汁もおいしい…

今回は裏方さんに徹してくれた富永のお母さんたち、おいしかったです。ごちそうさまでした!

おなかをみたしてから午前中の成果をみんなで確認。
おなかをみたしてから午前中の成果をみんなで確認。
解説にも熱が入ります
解説にも熱が入ります 五平餅を焼く煙が後光のようです。

場所を変えて、引き続き表面採集。

ここからへんからは出ませんね…
ここからへんからは出ませんね…

富永の集会所に戻って採集したものを松井さんにみてもらって講評いただきます。

「これは山茶碗ですね」

「おぉ、これは青磁です」

「今回の成果はすごかった!」

今まで猪調査の時などに採集していたけど、今日でそれを上回るほどの成果だったようです。

そして、どこで出たかだけでなく、どこで出なかったかもひとつの事実。

山門南斜面のあたりでだれかが生活していたことが感じられました。

論より証拠。

遺物によって知れることがある。

富永の集落では、このプログラムを第一弾として、これからも小馬寺の謎に迫っていくそうです。

まずは富永を訪れて、小馬寺のパワーを感じてみてはいかがでしょうか。

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ライター

masako
masako
とよたまちさとミライ塾事務局スタッフ

美カテゴリーの投稿が多いですが、食べ専。
最近いなかが呼んでる気がする。