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【開催レポート】つちのがっこう 〜育てる・つくる・食べる〜

2018年11月18日(日)
◎プログラム: つちのがっこう 〜育てる・つくる・食べる〜
◎案内人:「農園ちいさな星」園長 吉田こうやさん

豊田市伊保町にある「農園小さな星」。
農薬・除草剤・土壌消毒剤はもちろん、肥料と堆肥も土には施さず不純物も取り除いた澄んだ土つくりを行い、安心して食べられる作物を育てています。
そんな農園の園主、吉田こうやさんがパートナーを務めるプログラム「つちのがっこう 〜育てる・つくる・食べる〜」が開催されました!

野菜を収穫して、自ら火起こし、調理の体験を通して、自然からの恵みを実感し
食べることの大変さを学んでいきます。

まずはサラダを作るためのレタスを収穫します。
自分が食べてみたいものを選んで、手でもぎとりますよ。

スパイスにカラシナも収穫しました。

取れたて新鮮をそのままパクっと。ちょっとピリッとします。

収穫した野菜を持って、続いてご飯を炊くための火起こしです。

このプログラムでは、手取り足とり教えるのではなく、
みんなで考えて工夫しながら挑戦します。

用意されている材料はこちら。

●新聞紙
●木
●炭
協力して知恵を出し合い火起こしです。
お父さんとお母さんの腕の見せ所ですね!

みんなで試行錯誤です

火がついたらはんごうでご飯を炊きます!

ついた火種を吉田さんがひとつにまとめて一気に炊きあげます。
ここに焚き火の正解が!

●燃えやすいものを下に(新聞紙)
●燃えにくいものを上に(木や炭)

火の餌は空気なので、長い時間木に火をあてるようにするのがポイントとのこと。

なかなか火が付かず苦労していたみなさん。
ゴオオオとすごい勢いで炎が燃えあがるのを見て
「すごい!」と感動。

お米が入っているはんごうは、火から遠くに置いて徐々に炊いていきます。
今はボタンひとつでご飯が炊けますが
昔は大変な苦労のなかで、毎日ご飯を炊いていたんですね。

吹きこぼれがはじまったら強火に!
みんなで薪をくべてフーフー!

吹いてきたら重石をのせて、反応がなくなったら炊き上がりの合図。


炊けましたーー!!!
1番吉田さんが感動されてました!

先ほど収穫した野菜でサラダも作って今日のランチの完成です。

現代ではスーパーに行けば綺麗な野菜が並んでいて、
火も簡単につけることができて、不自由ない生活が送れます。
しかしそれがどんなにありがたいことか、今回のプログラムを通じて体感できました。

美味しいご飯のためには働くことが大切!
便利になっていく世の中ですが、自分たちの手で作り、生きる事を実感していきたいですね。

ライター

ゆみこ
ゆみこ
とよたまちさとミライ塾事務局スタッフ。
お料理大好き。