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【開催レポート】観てるだけ? やってみよう、かがく実験!!

2018年8月10日(金)
◎プログラム:観てるだけ? やってみよう、かがく実験!!
◎案内人:シンバル君(山の中学1年生)、川合美佳さん

このプログラムの案内人は、科学が大好きな山の中学1年生のシンバル君と、川合美佳さん。

会場となったのは、豊田市旭地区にあるつくラッセル
平成24年3月に閉校となった旧築羽小学校跡地を活用して作られた施設です。

夏休みということもあり、午前の部は満席。豊田市内からたくさんの小学生が集まりました!

ものづくりの町、豊田市で「科学」や「実験」はとても縁の深いもの。小さなうちから、ものの仕組みや原理に触れたり、試行錯誤することはとても大切なことと思います。


このプログラムの企画は近年、子どもたちの間で流行の「YouTube」の実験動画を、観てるだけではなく実際にみんなでやってみよう!というものです。

案内人であるシンバル君は普段から科学実験をするのが大好きだそう。
実際にやったことのある実験をたくさん用意して参加者を迎えてくれました。


まずは、やってみたい実験にそれぞれ手を挙げ、やってみたい人が多いものを選びました。

(1)宙に浮くティーバックおばけ
(2)固い?柔らかい?不思議な粘土
(3)風船がふくらむ?重曹ふうせん膨らませ機
(4)不思議スライム
(5)夏にぴったり!5分シャーベット

この5つの実験を行うことになりました!

普段見てるだけの動画。
見てるだけ、と実際に自分でやってみるのとでは全然違います。

実験成功!
マッチの使い方を覚えました!

中学生が先生です
記録をとって研究に?!

子どもたちは目を輝かせながら実験に取り組み、成功すると歓声が上がっていました。

夏休みの自由研究に!と記録を取りながら参加している子もいました。

YouTube実験動画を見て…
動画で見た事を実体験!



近年、メディアの在り方の変化が目まぐるしく、YouTubeで好きなものを好きなだけ見る子どもたちも増えて来ています。
案内人である川合さんもおっしゃっていた、「禁止」や「放置」「諦め」でもないありかたを模索することは、これから大人も子どももしっかりと考えて向き合っていかなければならない課題だと感じたと共に、この様に、地域の施設を活用し、地元の中学生が先生になってメディアで見た事を共有して実際の経験に変えていくという試みはとても先進的な事であると感じました。